塾を自宅で開業するメリット・デメリット
塾は、「勉強を教える」というスキルを売る場です。そのため、特別な資格を持った人材や、特別な機材が必要ないので、開業にコストがかかりません。最近では、子ども1人に掛ける教育費が増加していることから、開業を考えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、塾を自宅で開業するメリット・デメリットについて、お伝えします。
塾を自宅で開業するメリット
まずは、塾を自宅で開業するメリットからお伝えしていきます。
さまざまなコストを抑えられる
どんな業界でもそうですが、開業するとなると多大なコストがかかります。借りる物件の家賃、工事費、通信費、教材費、広告費など…。もし大規模な塾を開業しようとしたら、初期費用もランニングコストも馬鹿になりません。
しかし、自宅で開業する場合は、さまざまなコストを抑えることができます。講師は自分だけ・自宅をそのまま使うなら、必要なのは教材費や広告費くらいでしょう。初期費用を十分に用意できなくても、経営を始められます。
経営のリスクを抑えられる
先ほどお伝えしたように、塾を自宅で開業すると、初期費用やランニングコストを抑えられます。そのため、経営のリスクを心配しすぎずに、じっくりと対策を練ることができます。
熟経営においては、生徒の存在が重要になりますが、大手塾のような知名度のない塾では、簡単に生徒を集めることができません。ランニングコストばかりがかかり、収入にならないという事態も考えられるでしょう。
しかし、自宅で開業した塾はコストを抑えられる分、すぐに経営破綻という結果にはなりません。そのため焦ることなく、じっくりと集客に取り組むことが可能というメリットがあります。
塾を自宅で開業するデメリット
次に、塾を自宅で開業するデメリットをお伝えしていきます。
経営の危機感が薄い
経営のリスクが抑えられるということは、危機感も薄まってしまうということ。よりよい教育を目指したり、広告を工夫したりなどの対策を打たず、なあなあにしてしまうかもしれないというデメリットがあります。
塾としての魅力を磨かないまま廃業、とならないよう、経営に向き合う心構えが重要になります。
家族に負担がかかる
もし、家族と共に自宅で暮らしている場合は、家族に大きな負担がかかってしまいます。リラックスできるはずの自宅に、知らない子どもが数人。社交性のある人でも、多少なりともストレスを感じてしまいます。
また、生徒が勉強に集中できるよう、テレビやゲームを制限する必要があるかもしれません。家族のプライベートを守るため、上手く調整する必要があるでしょう。
まとめ
塾を自宅で開業するメリット・デメリットについて、お伝えしました。
経営のコストやリスクを抑えられるというのは、大きなメリット。しかし、経営の危機感が薄まったり、共に暮らしている家族に負担がかかったりなど、デメリットもあります。メリット・デメリットを踏まえ、塾を自宅で開業するべきかどうか、じっくり考えましょう。
また、学習塾の開校を考えているなら、以下のサービスを検討してみてください。
すららの塾開業は、加盟金・ロイヤリティ・人件費ゼロの経営で成功をサポートします。また、無料のセミナーでは、塾業界の環境や生徒募集に成功する販促方法などをお伝えしているので、まずは参加してみてはいかがでしょうか?