DMの効果が出やすい業界は?
顧客に対して直接的に商品やサービスを訴求できるDMは、インターネットを利用したマーケティングが格段に増えている現代でもなお多く利用されています。他のマーケティング方法に比べて、個人にあわせた内容で訴求が可能という点が大きなメリットであるためです。費用対効果が高いというメリットもあります。
しかしながら、DMによるマーケティングの効果が現れやすいかどうかは、業界によって異なります。効果が出やすい業界はある程度決まっていて、次のような業界が適していると言われています。
高額な商品を扱う業界
不動産や自動車など、商品の価格が高額な業界は、DMの制作と発送にかかるコスト以上に、商品が購入されたときの利益のほうが大きいことからDMの利用が向いていると言われています。DMが比較的少ないコストで商品を訴求できる方法だからこそ、収益に結びつきやすい業界です。特定の顧客に対してピンポイントでDMを届けることで、高いマーケティング効果を見込めます。
顧客との関係性が利益に関わる業界
美容系のショップやアパレル系のショップ、各種スクールなどは、業界の間の競争が激しいと言われています。コンタクトをとらなければ、自社のサービスを利用してもらえず、他社に流れる可能性が考えられます。このような業界では、イベントごとに送るDMが効果的です。今後も関係を維持したいことを伝えて、末永く付き合いを続けられます。
デザイン性の高い商品を扱う業界
DM、特に紙媒体のDMの大きな特徴は、自由なデザインをすることができる点にあります。紙質や形状、封筒などのいろいろな部分にこだわることができます。デザイン性の高い商品を取り扱っている業界だからこそ、DMのデザインにもこだわることで、顧客の関心を引くことができ、商品の購入に繋がります。
オンラインでの活用をメインにしている業界
インターネットを通して顧客の情報を収集しやすいオンラインで活動している業界は、DMを制作する際も、収集したデータを利用することで顧客に対してとりわけ効果的な訴求ができます。例えば、通信販売業界であれば、顧客の購入履歴や閲覧履歴から好みを割り出し、似たような商品を訴求できます。
特定の顧客を狙う業界
結婚式場や葬儀場などは、不特定多数の相手に対して訴求するよりも、ターゲットを絞った訴求のほうが適しています。利用する顧客の属性がある程度固定されている場合は、特定の個人に対して訴求できるDMが効果的です。必要性が生じている顧客に送ることで、費用対効果を高められます。
以上に挙げた業界の他にも、DMで効果的に顧客にマーケティングができる業界はあります。DMの内容も大きく関わるため、制作の際にも顧客を意識したデザインや文章を考えましょう。
発送に関しては、コストを削減できる代行会社の利用をおすすめします。大口割引が適用されている会社ならば、通常よりも1通あたりの送料が安価になるため、発送にかかる費用を抑えられます。大口割引が適用されている代行会社にはメールカスタマーセンターがあります。コストの削減が強みの代行会社で、DMの発送にかかるコストを削減したい時にご利用ください。