女性の管理職にすると組織にとってどんなメリットがあるのか
会社内に女性管理職が増えるメリットは何かというといくつかあります。まず意思決定出来るメンバーに多様性が生まれるという点です。会社のような組織では、男性ばかりだと意見もかたよりがちですが、意識決定するメンバーに多様性があればある程、新しい考えが出てきたり、議論が起こるようになり、その結果よい決定が出せるようになります。
家庭でも何か物を購入する時の意思決定は妻が持っている事が多いので、よりマーケットの実態に合った意思決定が出来るようになるというのは会社にとっても大きなメリットです。
また男女問わず、働きやすい環境下で、やりがいのある仕事をする事が出来て、仕事の結果を公平公正に評価されて、出世出来るというのは社員にとってもやる気やモチベーションがあがるというのもメリットの一つです。
他にも、社会的評価が上がるというのも魅力の一つです。出世が出来るのは男性だけのような会社は、近い将来見向きもされなくなります。就職活動中の学生は、沢山の企業データを見ながらどの会社が良いかを考え、会社のデータを見た時に男性優位なデータが出ていると、この会社は駄目だと判断します。その結果、そういった会社は人が集まらなくなり、企業イメージの低下にもつながりかねないので注意が必要です。
逆に性別を問わずに優秀な人材が出世出来るような会社は、人材活用に前向きであると判断され、人材も集まりやすくなり、企業イメージも良くなるというのが大きなメリットです。