従業員の勤怠管理を正確にするために活用したいツール
不当残業や残業隠し、長時間労働が社会的問題となっており、企業への労働基準監督署の監査も厳しくなっています。昔は半ば形骸化されていた雰囲気もあった3・6協定も遵守することが必用です。会社にとって従業員の勤怠管理は非常に重要な項目の一つです。
しかし、多くの社員を抱える企業では、一人一人の勤怠を管理するのに非常に手間がかかる業務となっています。社員の残業管理や給与計算で、残業時間がオーバーしてしまっては本末転倒ですね。そこで、登場してきたのが勤怠管理ができるアプリです。勤怠管理アプリは、何社も開発販売していますが、給与計算や社員の履歴なども一括で管理できるアプリが人気の様です。従来のタイムカードと違って、出退勤を社員証などで記録すれば、残業時間や残業代金など自動で計算してもらえ、有給日数やマイナンバー管理、年末調整の計算まで可能となっています。
長時間勤務の管理には、36協定の範囲を超えないように自動でアラームを出すことも可能ですし、研修の受講履歴・異動の実績・緊急連絡先や家族構成などすべてが一つのシステムで行えるものもあります。上司も従来は難しかった部下の勤怠管理がリアルタイムで把握でき、休暇の申請や承認もアプリから可能となっています。
勤怠管理アプリは人事・経理・上司にとって大きな味方ですね。